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小児成長障害

小児成長障害

子供の成長・発達

子供の成長は大きく分けると乳幼児期(生まれてから3~4歳まで)、前思春期(3~4歳ごろから思春期まで)、思春期(思春期が始まって成人身長に達するまで)の3つに分けられます。この中で乳幼児期はもっとも成長のスピードが速い時期で体も急に大きくなります、そして、思春期が始まると成長率は急速に上昇し思春期のスパートとをむかえます。

子供の成長に関係する要因

乳幼児期~思春期いずれの時期においても栄養状態をよくしておくことは重要ですが、なかでも乳幼児期の栄養状態は成長に深くかかわっています。食事は量だけでなく、栄養のバランスを考えることが大切です。成長にはタンパク質が必要なことは当然ですが、炭水化物、脂質および野菜や果物に含まれるミネラル、ビタミンなどの摂取も必要です。次に、睡眠に関しては、昔から「寝る子は育つ」と言われていますが、実際に成長ホルモンは睡眠時、とくに深い眠りのときに多く分泌されることが分かっています。当然ある程度の睡眠時間は必要ですが、長ければよいというものではなく、良い環境のなかでの睡眠が大切と考えられています。運動においても成長ホルモンの分泌に影響を与えていることは知られていますが、体に過度な負荷がかかるような運動はかえって成長を妨げる可能性もあるため適度な運動をおこない生活のリズムを安定させることが重要です。その他、遺伝的要因、ストレス、代謝など様々因子が関与しています。

 

成長障害(低身長)

低身長の原因には下記のようなものがあります。
家族性低身長
思春期遅発症
内分泌疾患(成長ホルモン分泌不全性低身長症、甲状腺機能低下症、思春期早発症)
染色体異常(ターナー症候群、プラダー・ウィリー症候群、軟骨異栄養症)
慢性腎不全
子宮内発育不全
脳腫瘍
社会・心理的原因
これらの原因の中で成長ホルモンの不足が成長障害を引き起こしている場合には、成長ホルモン補充療法により効果を得ることが可能となります。

 

成長ホルモン療法

成長ホルモンとは

成長ホルモンは脳の下垂体という場所から分泌され、その作用は長管骨の端の骨端線の軟骨に働いて軟骨を増殖させ、徐々に骨が形成されることにより背が伸びるのです。また、成長ホルモンは肝臓に働いて、インスリン様成長因子(IGF-)を作り、成長ホルモンとともに筋肉や皮下組織を増大させます。

実際の治療法

成長ホルモンは注射で投与します(飲み薬にしてしまうと、吸収される前に消化管で分解され効果が得られないため)。基本的に体重に応じて投与量を決めますので体重の増加にともない薬の量は増え、最終的に連日(1回/日)の注射となります。注射はおしり、太もも、おなかに行い自己注射可能ですが、本人の注射が難しい場合はご両親が行っています。治療期間は基本的には、ほぼ成人身長に達するまで続けることが必要ですが、年間成長率が1cm以下になった時か、手のレントゲンで骨端線が閉じた時が治療終了の時期となります。

 

成長ホルモン治療により起こりえる副作用

成長ホルモン治療は、足りないホルモンを遺伝子組換えによって作った同じヒト成長ホルモンで補っているので、基本的には大きな副作用はありません。副作用として今までに肝機能障害、ペルテス病、大腿骨頭すべり症など骨格系の異常、脳腫瘍、白血病の発症頻度増加などが報告されてきましたが、現在までの大規模調査では明らかな関与は否定されています。糖尿病の発症においては成長ホルモンに血糖値を上昇させる働きがあるため糖尿病の家族歴がある人、肥満のある人おける治療に注意は必要ですが糖尿病発症は非常にまれです。

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